食生活を見直して、目を大切にしましょう

裸眼に見える人でも実はコンタクトレンズをつけている、ということが珍しくない世の中。日本の近視人口はとても多いと思われますが、中でも子どもの近視は年々増えてきているそうです。暗いところでゲームをする、睡眠・栄養不足、ゆがんだ姿勢など原因はさまざまに考えられますので、これ以上悪化させないためにも、全体的な生活習慣の見直しが必要となってきます。大人と違って子どもはまだ発育途上ですから、早期発見・早期治療ができれば多少なりとも視力の回復は可能だそうです。 テレビやゲームの時間を決める、なるべく遠くを見るようにする、こまめに視力検査をするなど、出来ることはいろいろありますが、ここでは食生活についてお話したいと思います。 そもそも近視とは、目玉が発育しすぎて眼球の前後の軸が長くなり、目玉の底と黒目との距離が離れるために起こる症状。カメラのように、写るものが眼の底の網膜に達する前で結像してしまうから、ものが見えづらくなるのです。このような症状は、カルシウムの欠乏が大きく関与していると言われています。ですから、ゴマ、海草、根菜類、小魚などを多く食べることが大切。給食で毎日出る牛乳もいいですね。ところがこれらをじゅうぶんに摂取していても、白砂糖を食べ過ぎていては意味がありません。白砂糖は腸の動きを弱め、カルシウムの吸収を阻害してしまうからです。カルシウムをじゅうぶんにとらせながら、甘いだけのおやつを与えるのは控えましょう。とはいえ育ち盛りでおやつが大切な年頃でもありますから、はちみつや黒砂糖などで甘みをつけたものをいただくようにすると良いでしょう。 目にいいものと言えばほかに、ビタミンB1があげられます。これは主食を白米から玄米に変えることでじゅうぶん補えるでしょう。よく知られているブルーベリーには、アントシアニン配糖体という成分が多く含まれていて、目の疲れをとってくれます。DHAを含む魚介類、ビタミン、ルテイン、ゼアキサンチンなどを含む緑黄色野菜も、目のために積極的に食べさせたいものです。 しかし、目にいい食品を摂取したからといって、必ずしも視力が回復するわけではありません。生活習慣の全体を見直し、目をいたわる生活に切り替えることをおすすめします。

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